ノートブックに書き残し
2007年頃、個人でも作れる、設置出来ると憧れた WWA や TOWN ですが、前者は作成ツールが動作できず、後者は圧縮ファイルの解凍方法が分からず、断念していました (と同時に、 Windows を動かす PC を買ってもらえないか親に説得を続けていました)。
その間は、 自分の雰囲気だけ表現できれば と思い、作りたかった WWA のマップや TOWN のマップ、構想しているゲームや Web サイトなどをノートに書き残していました。つまり、 周りの環境を読み取って、自分の考えをひたすら書き残していました。
具体的には、以下のようなものを書いていました。
- 当時遊んでいた永住登録WWAゲーム 生活アドベンチャー のリメイクのマップ
- 生活アドベンチャーとは、 ヒラリラー が制作したWWAゲームで、鉄道で違う街へ移動したり、仕事で働いたり、家を買って家具を買ったりできる生活型ゲームの一種です
- 広い舞台と大きな鉄道路線網に感動し、しかも数年後という設定を自分で加えていました
- 現在はその生活アドベンチャーの舞台がかなり古く、制作者も自分も架空世界を作る考え方が変わってしまったので、リメイクの可能性は無いと思います
- 新しい永住登録WWAゲームのマップと内容
- 中身は異なりますが、 英棟市 というWWAゲームで実現しました
- 自分の世界観のマップ
- 現在に至るまで形を変えていて、資料集 で公開しています
- 自分の世界観の鉄道車両
- 鉄道車両の構造や部品は鉄道会社によって差異が大きいため、自分ならこうするといった箇所がたくさん指定できます
- 現在でも鉄道車両の前面と側面の図をドット絵で制作しています
- まったく新しい都市開発シミュレーションゲームのUI
- 現在は Cities: Skylines がほぼ実現できています
- Flash で動作する RPG 制作ツール
- 現在は Flash での動作以外を RPG ツクール MV で実現できています
書いたノートの内容はほとんどが実現には至りませんでしたが、一部分だけ取り入れて実現したものがいくつか存在します。
TOWN とは
桑田湘平が開発した生活ゲームの Perl 製 CGI スクリプト。設立者は、複数の街を設けて、それぞれの街をレイアウトし、仮想の街を作ることができる。
参加者は、その TOWN に参加し、掲示板に参加してコミュニケーションを取ったり、仕事をして所持金を稼いだりすることが出来る。好評だったこともあって、後に たっちゃん が改良、改造を行ったものを頒布していた時期もあった。
なお、開発時期がかなり古いこともあって、不正スクリプトタグの実行や取引額の変更行為などが散見されていたが、逆にこれが Web アプリケーションのセキュリティを学ぶお手本にもなった。
現在は公式サイトが消失しているため、配布を終了している。