インターネットで遊んでいたTOWN は設置できることから、自分のサイトにも設置しました。
TOWNには大きく分けて桑田湘平が開発したものと、それをベースにたっちゃんが大幅な改造を施したものの2つに別れますが、最初は「Selt County」として前者を設置し、後に後者に切り替えました。この切り替えの時期に Zeist City を設置しました。
2011年になると「FS TOWN」という名前で刷新し、HTMLやCSSのスキルを生かして改造しました。
2010年当時TOWNでは登録数100人くらいいれば大規模と言われていましたが、自分では多くても10人程度まで増えませんでした。時代変化に乗り遅れてしまった可能性もありますが、後期になってくるとコミュニティコンテンツの運営といった人を集めることが苦手ではないかと気付き始めました。
また、TOWN自体はセキュリティ上問題のある実装箇所がいくつかあった関係で、TOWNの運営は長続きしませんでした。運営は2014年まで続き、2015年で期間限定で公開しましたが、以降は運営を終了しました。
アイコン素材の制作
CGIゲームの運営と並行して、建物のアイコン画像の制作にも取り掛かりました。もしかしたらCGIゲームの運営よりも先だったかもしれません。
アイコン素材を制作したきっかけは WWA素材の制作 と同じように当初は素材しか制作できる手段が無かったのもありますが、一番のきっかけは はじめてのインターネット で見かけた TOWN ゲームの建物のアイコンに大きく影響を受けたことにあります。その建物とは白い壁や木目調のパネルが特徴的な現代建築をイメージしたものでした。これらのアイコンは過去に素材提供をしていたそうですが、自分が見かけた頃には提供元が消失してしまい、入手不可能となっていました。このため、仕方なく代わりに自分がそっくり制作することになったのです。
当初はそっくりそのまま制作するのはどうかと思っていました。しかし、提供元が消失した場合の唯一の入手手段である Wayback Machine から探す方法でも見つからず、自分で作る他ないと判断しました。同様の理由で自分で制作にこぎつけたものとして Portable Launcher があります。
前述の説明の中で制作したアイコン素材は hp2, hp2b, hp3b になります。
関連リンク
桑田湘平が開発した生活ゲームの Perl 製 CGI スクリプト。設立者は、複数の街を設けて、それぞれの街をレイアウトし、仮想の街を作ることができる。
参加者は、その TOWN に参加し、掲示板に参加してコミュニケーションを取ったり、仕事をして所持金を稼いだりすることが出来る。好評だったこともあって、後に たっちゃん が改良、改造を行ったものを頒布していた時期もあった。
なお、開発時期がかなり古いこともあって、不正スクリプトタグの実行や取引額の変更行為などが散見されていたが、逆にこれが Web アプリケーションのセキュリティを学ぶお手本にもなった。
現在は公式サイトが消失しているため、配布を終了している。